AFCチャンピオンズリーグ2018
グループステージMD2
柏レイソル vs 天津権健
2018/02/20
柏 1-1 権健
■52分 クリスティアーノ(柏)
■88分 アレシャンドレ・パト(権健)
レイソル、美しい攻撃披露も点につながらず……
いやぁ、踏ん張れないなぁ。
昨年からこの展開、繰り返されてますよね、
リードして試合終盤にやられて勝ち試合を落とす……
ただ今回はこれまでとはちょっと違う試合展開ではありましたね。
これまでは、
リードしてから守備的になり、セカンドボールを拾えずにポゼッションが減ってしまい、終盤押し込まれて、踏ん張りきれずに失点……
という流れが多かったですが、
今回は、リードしてからもポゼッションはしっかりしていて、試合自体は優位に進められていたと思うんですよ。その点ではしっかりと修正出来ていたと思うんですよね、前回のピッチコンディションや対戦相手の実力差を差し引いたとしても。
今回の結果は、どちらかと言うと、チームの問題ではなくて個人の問題でしょうか……。
クリスのPKは、外したことは残念ですけど、枠に飛ばしているんで特に気にする必要はないと思うんですよ、運も大きくありますでしょうし。なにせその後スーパーカッコイイゴールを決めてくれましたしね!
う~ん、問題はその後ですよね、その後が続かないんですよ。
攻撃陣、この試合どれだけ点を取るチャンスがあったことか……。
攻撃の連携・崩しは完璧!シュートまでいけている!
クリス・江坂・伊東・ハモン、ここに小池が絡んでの崩しは本当に流れるようで美しく、破壊力抜群! Jリーグ開幕前のこの時期に、これでもかというほどの完成度を見せつけていました!
それに加えて、コーナーキックなどセットプレイでは、キムボギョンが何度も素晴らしいキックを見せていました!
……でもシュートが、シュートが入らないんですよ。
この試合、沢山のシュートチャンスを迎えましたが、
今回に限った話をすると、最後のシュートの場面での個人スキルのミスが目立ったように感じました。
ハモン! ヘディングは競り合いもあるから難しい部分もあるかと思うけど(決めて欲しかったけど)、状況に合わせて右足で蹴れるようになってほしいかなぁ。左足で自ら難しいシュートを選択するのはちょっと……。
攻撃自体は本当に素晴らしく、褒めたいんですけどねぇ。
でも点にならなくては意味がないんです、結果が出なければ意味がないんです。
その点相手は上手かったですよね、自分達がボールをキープ出来ない状況をよく理解して、自分達のストロングに全てをかける戦いを選択してきましたからね。
戦術モデスト!! でしたね!
天津権健FWモデスト選手の、強靭なフィジカルを活かしたプレイ、個人で無理やりどうにかしてやる!感はとんでもない迫力でしたね……。
Jのディフェンスの選手が一番苦手なヤツです、あれは。
そして、案の定やられました……。
でも、正直あれは仕方ないと思いますよ。
中谷とモデストの、あのフィジカル差を考えれば、仮に10回放り込みやられたら、いくら素晴らしい対応が出来たとしても、そりゃ3回くらいは何かが起きますよ。
ただ、その何かをしっかりゴールに繋げてくるあたり、相手は上手かったですね。
まぁこっちとしては、その相手ゴール込み込みでも勝てるような素晴らしい内容だっただけに、余計に悔しい引き分けですよホント!
さぁ!ACLは2戦勝ち無しの決して良くはないスタートとなってしまいましたが、
今週はもうJリーグ開幕です!
ACLの教訓を活かしてスタートダッシュといこうではありませんか!
やってやれ!柏レイソル!
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