ついにやってきました！
細貝萌選手、柏レイソルでの初スタメン！
まずはルヴァンカップで試運転というところでしょうか。
リーグ戦は今のところ悪い流れが続いていますので、まずはこのカップ戦で雰囲気を変える良い材料を手に入れたいところ……。
しかし結果は……、
0-0のスコアレスドロー。
今年勝ち無しの大宮相手にも攻撃のかたちをつくることが出来ず……。
柏と大宮、両チーム長いトンネルから抜け出せない消化不良の一戦となってしまいました。
ルヴァンカップ第２節 大宮アルディージャ vs 柏レイソル
４月12日（水）
NACK5スタジアム大宮
大宮０ － 0 柏
０ 前半 ０
０ 後半 ０
＜スターティングメンバー＞
ＧＫ 桐畑 和繁
ＤＦ 今井 智基
ＤＦ 中山 雄太
ＤＦ 鎌田 次郎
ＤＦ 輪湖 直樹
ＭＦ 伊東 純也
ＭＦ 栗澤 僚一
ＭＦ 小林 祐介
ＭＦ 細貝 萌
ＭＦ ドゥドゥ
ＦＷ 大島 康樹
細貝 萌
試合自体は低調な内容になってしまいましたが、細貝選手がレイソルに何を与えるのか確認するうえでは、非常に重要な一戦になったのではないでしょうか。
＜細貝選手の武器＞
■身体をぶつけることを厭わない競り合いの強さ。
■ココ！という時に相手選手にかける圧力。
■自分の立ち位置から逆算するプレスの正確な判断。
■広いエリアを追い掛け回せる足の運び。
■ボールホルダーに突っ込む速さ。
■泥臭さ。
細貝選手は、スペースをカバーするというよりは、絶えず動いてボールホルダーにプレッシャーを与えるファイターのような印象。
彼がピッチに立つことで、中盤で相手選手がフリーでボールを持つ時間を減らすことができるので、チームとしてうまく連動することが出来れば、かなりのボール奪取が期待できます。
ただし、やはり攻撃に特徴を持った選手ではないので、レイソルの課題である攻撃に大きな上積みを加えることは難しそうです。
細貝選手の加入により、良いかたちでボールを奪ってショートカウンター！ という場面が増えることを期待したいのですが、今回の試合を見る限り、トップの選手との距離間が悪く孤立していることが多いため、現状では奪ってすぐに前にボールを運ぶということが出来ていませんでした。
ただ、そんな場面でも細貝選手は焦れずに、的確に安全な選手のもとにボールを捌けていたので、その点は好印象でした。
やはり細貝選手を使って攻撃を活性化させるには……、
スペースを見つけて長短のパスを出せる選手、もしくは、効果的に顔を出して前に繋ぐリンクマンが欲しいですね。
現状でいうと、手塚選手との組み合わせですかね。
是非一度見てみたいですね！
桐畑 和繁
カップ戦ということで、日頃出番の少ない選手が多数出場したのですが……、
本当に伸びましたよね！
ＧＫ桐畑選手！
もちろんこの試合、あわやという場面でのシュートストップは素晴らしいものがありましたが……、
それよりも、どっしりと構えるその姿ですよ！
ネルシーニョ体制下で見せていた、少し自信なさげに見えた彼の姿はもう過去のもの。
若い選手が増える中、年齢そして経験を重ねてどうどうとしたプレイぶり。
それに加えて、昔から変わらないハツラツとした声出しでチームを引き締めます。
ゴールキーパーという一つしか席の無い特別なポジションで、ずっと腐らずにやってきてくれた桐畑選手。
そして、回ってきた出番にしっかりと答えてくれるプレイぶり。
本当頼りになるゴールキーパーですね！
リーグ戦にむけて
さぁ、攻撃のかたちという課題が解決出来ずに迎える次節。
相手は絶好調の首位神戸。
試運転完了の細貝選手のスタメンはあるのか！？ 今回出場しなかった主力選手達との化学反応を期待しましょう！
そう。今回の試合、途中から出場したディエゴ・クリス・大津選手。
終始押し込みながら、またしてもゴールを奪えずスコアレス……。これが悔しくないはずはない！
シュートを打ちたいなら、足元ばかりでもらってもチャンスは来ないぞ。
自分がボールをもらうための動きだけじゃなく、時にはおとりになるスプリントも見せてくれ。
君らほどの選手だ！動けば絶対に相手は引き付けられるのだから。
サッカーって不思議なもので、目に見えない蓄積で、ある時 一気に開花すること多い気がします。
一気に道が開ける瞬間。それを待つ。
応援が少しでもその力になれれば。
やってやれ！柏レイソル！
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