2018 明治安田生命 Jリーグ
J1 第17節
鹿島アントラーズ vs 柏レイソル
2018/07/22
県立カシマサッカースタジアム
鹿島 6-2 柏
■11分 鈴木 優磨(鹿島)
■17分 キム ボギョン(柏)
■41分 鈴木 優磨(鹿島)
■45分 中村 充孝(鹿島)
■59分 土居 聖真(鹿島)
■62分 安部 裕葵(鹿島)
■65分 安西 幸輝(鹿島)
■86分 江坂 任(柏)
ひょっとして
これまでの柏レイソルの歴史の中で
一番ヤバイ状況なんじゃないのか…?
選手の息がかみ合っていない。何がしたいのかよく分からない……。
だいいち、
どのように守ってどのように攻めるのか、やろうとしている・目指しているサッカーがどんなものなのか、
監督のコメントからは脈絡のないフワッとした言葉が並べられるばかりで、全く見えてこない……。
まさに、
何をどうすればいいのか分からない、それでも走るしかない。ただただ時間だけが過ぎていく……。
選手それぞれが悩みながら最後までかみ合うことのないまま、ピッチを走り続けた90分間。
考えて見れば、柏レイソルの歴史の中で、うまくいかないシーズンは幾度もありました。
J2に降格した年がそうだし、降格しなくとも苦しみながら残留を果たした年だってそう。
……でも、なんか違う気がするんです……。今まであった苦しい時期とはあきらかに違う気がするんですよ。あくまで体感なんですけど……。
今までのレイソルが上手くいかない時期っていうのは、なんていうか、選手や監督を責めることが出来たんですよ。
「真面目にやってんのか」「必死にやってんのか」「柏の戦士達はこんなもんじゃないだろ」って。
もちろん、当時うまくいかなかった理由だって、選手や監督のせいだけでは無かったと思いますよ。当然うちらサポにだって責任はあったと思いますし。
それでも、負けがこんでる中、ひとつになりきれていない選手達を見て物足りなさを感じたのも事実でした。
それが、今回はないんですよ……。
選手達は必死にやっているんですよ。最後までこの状況を変えようとピッチで最後まで走り続けてるんですよ。
監督だってそう。どうにか今よりも良いサッカーをしようと、Jリーグのクラブを率いたことのない・経験値の無い新米監督が、それでもどうにかしようと必死にもがいているんですよ。
こんな状況、今まで感じたことありません……。
皆必死にやってるのは伝わってくるんですよ!
昔の悪い時期は、
まだやれる!もっとやれる!諦めてたまるか!
ってもっと上を目指せる余力を感じて、
最後まで悪あがきしてやろうという気になったんですよ。
それが今は、……う~ん、なんて言うのかな。
『必死にやっているのが伝わってくるからこそ感じる閉鎖感』
とでも言うのでしょうか……。
そりゃ今回だって諦める気はありませんよ!
どんな時だって日立台に足を運んで選手と一緒に戦う気でいますよ!
でも、それでもどこかで、
今の状況じゃこうなって当然だろう、……ってさ。
柏レイソルというクラブよ。
今こそ底力をみせて、閉鎖感を感じているサポーターに、大きな大きな手のひら返しをさせてくれ!!
やってやれ!
柏レイソル!!
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