2018 明治安田生命 Jリーグ
J1 第20節
北海道コンサドーレ札幌 vs 柏レイソル
2018/08/05
札幌ドーム
札幌 1 – 2 柏
■42分 瀬川 祐輔(柏)
■59分 ジェイ(札幌)
■68分 江坂 任(柏)
レイソルついに見えたゴールのカタチ!
機動力を活かすはパスのタイミング次第!
うぉおぉ!!
まさかの急激な変化!いくら相手によるといっても、こうも変わるものか!?攻撃のカタチってさ!
とにかく久々の勝利!!やりました!やってやりました!
それにしても起きましたね、化学反応が。
その化学反応とはぁ……!
瀬川!! ……と言いたいところですが……、
いや、瀬川が良かったのはもちろんなんだけどね。
今回、攻撃が活性化した最大の要因は、なんといってもスタメンからキムボギョンが外れたことじゃないでしょうか。
……と言っても、
何もキムボギョンが悪い選手と言っているわけじゃないんですよ。
ボギョンはレイソルの中でも相当なテクニックの持ち主で、他の選手とは違って、相手にボールを晒しながらキープ出来る、何より前を向いてプレスを打開出来る、稀有な選手なんですから。
……でもねぇ、最近はそれが仇になってたんですよ。これまでも度々指摘してきましたが、
……持ちすぎなんスよ。
ボギョン持ちすぎちゃってねぇ、シンプルにチャンスになる場面を潰しちゃってるんですよ。
んで、相手のスカウティングでもバレバレなのか、キープするとこ狙われちゃってね、ボギョンにボールが入ると一気に囲まれちゃってさ、「どうせパスしないだろ」みたいなね。
それでもボギョン上手いもんだから打開してくれる時もあるんだけど、でもやっぱ相手のカウンターの起点になることも多くてさ……(特に後半)
まぁ、それを分かった上で、ボギョンのキープ力を活かそうと、これまで起用してきたわけなんスけど。
というわけで、ボギョンのいないレイソルは本当に久しぶりだったのですが、
見事にテンポのよいボール運びを見せてくれましたね!
改めて思ったんですが、本当レイソルの攻撃陣って速いんスね!
いや、伊東が速いのは知ってるんですが、そういう足の速さではなくて……、
判断力・決断力と、行くと決めた時のスプリント!
瀬川・江坂・クリス・伊東、それに小池に新戦力の高木も!!
みんなココと決めた時の上がりの速さ!レスポンスの速さ!
それは何も縦への動きだけではなく横への動きやポジションチェンジまで、とにかく動く。
そこに足の速さも相まってガンガン新たなパスコースを作っていきます。
まぁその全てが効果的に動けているかと言われればまだまだなんですが、それでも相手の脅威になっていたのは間違いありません。
そして、この試合では、その動きに合わせてシンプルにボールが入っていたわけです。
パスコース作ってもそこに出ないと意味ないですからね!
これがボギョンがいる時の弊害だったんですよね。
良い動き出し・良いポジションを取っても、動いた側の欲しいタイミングでパスが来ないと、先に続かないんですよ。ズレたタイミングで受けてもなんかリズムが悪くなって後ろに下げざるをえない。ヘタすればカウンターの餌食。
その点、この試合でのレイソルの先制点は凄かった!
伊東が中に入ったのを見逃さず鎌田が楔!その刹那ディフェンスラインの背後を取った瀬川!それを見逃さず伊東がフリック!瀬川GKと1対1!ズドン!
マジで一瞬で勝負あり。
これ、どれもその瞬間にパス出してなければ、シュートに行くどころかボールも繋がってないですからね。
にしても、あの一連の流れは見事だったなぁ!
鎌田・伊東・瀬川、「おお!」と声が出るプレイが3回続きましたからね!まさに芸術!
とにもかくにもやっと連敗を止めました!
チームの雰囲気も一気によくなったことでしょう!
攻撃のカタチも見えましたし、ここから挽回していきましょう!
ボギョンだって外から見て、自分に何が必要か吸収出来たはずだしね!
あと、なんかアフリカンな選手のウワサもあるし……。
楽しみです!!
やってやれ!
柏レイソル!!
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