響き渡る森脇良太の声 / 戸嶋祥郎のレイソル初ゴール <2021 天皇杯3回戦 京都サンガFC戦>

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天皇杯 3回戦
柏レイソル vs 京都サンガFC

2021/07/07
三協フロンテア柏スタジアム

柏レイソル 1 – 2 京都サンガFC

■12分 戸嶋(柏)
■40分 中野(京都)
■89分 荒木(京都)

スターティングメンバー

■スタメン■
GK:キムスンギュ
DF:北爪
DF:大南
DF:山下
DF:古賀
DF:三丸
MF:戸嶋
MF:ドッジ
MF:三原
FW:クリスティアーノ
FW:ハウル

■ベンチ■
GK:佐々木
DF:高橋(祐)
DF:高橋(峻)
MF:ヒシャルジソン
MF:瀬川
FW:イッペイシノヅカ
FW:細谷

レイソルには無いもの 森脇良太の声

いや~、やられたなぁ
やられるにしてもこんなやられ方はいやだ~

1-1で試合終盤、気持ちいいくらいに思いっきりゴールぶち込まれるとは!!延長で勝ちきることを祈りはじめたとこだったのにぃ(その時点で気持ちで負けてるよね…💦)

もうっ、試合前のコイントスで陣地変えたせいで、目の前で相手の勝ち越しゴール観る事になったじゃん!(笑)

……って、あの喜びようを目の前で観ていて、京都の選手達が本当に気持ち入れて戦ってたって事が伝わってきたよ…。めっちゃ歓喜の輪だった。
何もレイソルの選手達が本気で戦ってないとは思わない。でも、その「気持ち」の部分で負けていたのは事実だと思う。

コロナ禍になって、試合中の選手の声が如実に聞こえるようになった。
そして、平日夜の天皇杯の試合ともなると、観客も少なくて、本当そのまま会話レベルでゴール裏まで聞こえてくるんだよね。レフェリーとのやりとりまでしっかり。これはこれでメチャクチャ面白いんだけどさ。

んでこの試合よ、もうこの声の時点で負けてたかな~、と思う。

風向きとかもあるのかもしれないけど、まぁ、京都の選手達がうるさいこと、うるさいこと!(悪口じゃないよ)

しっかり声掛け合ってるのはもちろんなんだけど、黙ってる隙間がないんだよ。声が途切れない。

ひとり、ひと際うるさいやつがいるから誰だよと思ったら、…森脇良太だった!!
なぜか妙に合点がいったよ、その声量に(笑)

でもマジで感心した。京都はゲーム中ずっと声掛け合ってるんだけど、プレイが止まった時に必ず聞こえてくるのはこの人の大声だった。
それはどれも戦術的なことじゃなく、精神的なこと。
選手達の戦術的なやりとりが止まった瞬間に、彼が間を埋めるようにうまく味方を鼓舞する。何てことない事なんだけど、集中を切らせない。

これには、さすがだな、と思った。


そして、今のレイソルに足りないもののひとつを見た気がした。

上手くいってる時はいい。問題は、劣勢になった時。
上手くいかなくて、味方になんて声掛けすればよいか分からず、ただガムシャラにプレイをするしかなくなっていないか。

皆がどうして良いかわからず声も出なくなる、この試合ではそれを感じた。

勝ち越し弾を決められた後、相手がボールキープしている時、ゴール裏まで聞こえてくる声は、
「取りに行け!!」という三原の声だけだった。

相手の声はまだまだあんなに聞こえてくるというのに……。

もう!とにかく精神論でも良いからポジティブに声だけは出し続けてくれよ!それが諦めない雰囲気に繋がるんじゃないのか!お願いします!
もちろんベンチからもお願い!雰囲気づくり頼んだぞ!

戸嶋 祥郎 レイソル初ゴール!

よくやった!!
レイソル初ゴールおめでとう!
くそぅっ、勝ちゲームにしてあげたかった!

それにしても、この試合の戸嶋は本当に目立ってたよ!

彼はパスコースを作るのに長けている。受け手となって縦パスの道を作り出すことが出来る。
その原動力となっているのは、先手を取れる初速の速さ。小回りが利く身体。
そして何より、どこにポジションを取ると効果的か、瞬時に見分ける判断力。

ボールを受けてそのままターン。前を向く時間を確保出来ているところからもセンスを感じる。
怪我あけからまだ数週間。もっと状態を上げて、90分相手の脅威になれるようになってほしい!
今後が本当に楽しみな選手!

大南 拓磨 仕方のないスタミナ切れ

前半の攻撃参加、北爪との連携、非常に良かった!(やっぱり足元は心許ない感あるけど💦)
対人守備も向上しているし、試合をこなすうちに判断力も磨きがかかってきたと思う!
ただ、この試合では後半途中からスタミナ切れ……。
正直、これは大南自身のせいじゃないと思う。前半から攻守に縦に速い展開が続き、後半途中からは右サイドバックで上下動。
こんな試合展開の中じゃスタミナ切れは当たりまえ。、むしろ、与えられたタスクをこなし続けたからこそのガス欠なんじゃないかな。
結果、このサイドを崩されて失点しているわけだし、個人的には4バックに変更した時点でフレッシュな選手に交代しても良かったんじゃないかと思う。

バランサー 三原 雅俊

ここ何試合かみて、中盤のバランスを維持できるかどうかは、三原選手の動きすぎない的確なポジショニングがどれだけ続けられるかにかかっていると思う。
ドッジは劣勢だと上がりすぎて中盤間延びしちゃうし、ヒシャルジソンはボールホルダーに食いつきすぎてスペースが出来ちゃう。
そのどちらと組んでもうまくバランス取れるのは現状三原しかいない。連続フル稼働は厳しいかもしれないが、なんとかお願いします!

天皇杯は終戦

残念だけど仕方がない。
ただ、ゲーム内容は少しずつ改善されているようには感じる(勝てないので本当に少しずつだと思うけど…💦)
段々とコーナーキックが取れるようになってきたし、セットプレイでゴール出来れば、また気持ちも違うんだろうけどな。

今は三原選手の試合後のコメントにもあるように、選手個々の能力をほとんど活かせていない。
選手が特長を出す前に縦に蹴り出さざるを得ない展開になってしまっている。
まずは、古賀の縦パス。これにハウルや戸嶋が自分達の特長を活かしてパスの受け手になれるようなカタチをつくることが出来れば…、後はサヴィオの復帰で~…、なんて思ったりする。

そこんとこは、ネルシーニョが最適解を見つけてくれるとまだまだ信じてるんで!お願い!手遅れになる前にお願い~!!!💦


やってやれ!
柏レイソル!!

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