国際親善試合
日本代表 vs U-24日本代表
2021/06/3
札幌ドーム
日本代表 3 – 0 U-24日本代表
■前半02分 橋本(日本)
■前半41分 鎌田(日本)
■後半07分 浅野(日本)
日本 vs U-24 古賀太陽の出来は?
日本vs日本のドリームマッチ、後半33分、しれっと遠藤航と一緒に投入された古賀。
古賀 太陽(コガ タイヨウ)
■182㎝ / 76㎏
■柏レイソル所属
試合終盤U-24が押し込んだ際、ペナルティエリア内まで飛び込んでいくシーンはあったけれど、それは逆サイドまでクロスが流れたっていうのもあったからか。行く行かないの判断はもう少し早くしたいところ。
アーリー気味にクロスを入れる場面もあったが跳ね返される。見せ場としてはそのぐらい。まぁ、出場時間としてはこんなものか。
良くなかったのはカウンターの守備の場面。本来守備で強さを発揮しなくてはいけないタイプなのだが、相手とボールの軌道を見誤り転びかけて突破を許した。この場面、失点には繋がらなかったが、場合によっては致命傷に繋がるミスに見えた。もともと駆け引きが得意なタイプではないが、代表戦において的確な状況判断が出来ないと、今後スカウティングの時点で狙われかねない。この部分はなれの問題もあるので次戦の修正に期待したい。
ただ個人的には、練習試合とはいえ代表戦の途中投入がどれだけ難しいか考えさせられる場面でもあった。
この試合、古賀が左サイドバックとして投入されたU-24は、右サイドの高い位置に、個で打開出来る相馬を配置していた。そのためチーム全体のベクトルが自然と右へ右へと片寄っていき、古賀には思い切ったプレイよりもバランスを取るポジショニングが求められる展開となった。これはある意味一番古賀が活きるカタチだ。実際ボールの行き場がなくなった時の逃げ場として、低い位置ではあるが、うまい具合にビルドアップに関われていたと思う。
古賀太陽は最終18名に残れるか?
ボールを持ってからひとりで打開出来るタイプじゃない以上、正直攻撃の部分では計算しづらい。
彼の特性を挙げるなら、ビルドアップと楔、対人と高さ。あとはサイドとセンター両方出来る事。両足使える事。
守備にバランスを置き、攻撃の組み立てをしながら、逆サイドの選手を前に押し出す、そんな戦いならハマる気がする。
…逆サイドか~、酒井も割とバランサーのところあるからなー。正直左には攻撃的な選手を置きたくなるのも十分理解出来る。旗手とポジション争いか。古賀と旗手で守備と攻撃の使い分けが理想的ではあるが、いかんせん枠が18人だからな。左サイドバックは中山雄太も出来るところを考えると、現状かなり厳しいラインにいるのは間違いない。
ガーナ戦でチャンスがあれば是非活躍を期待したい!
応援あるのみ!
やってやれ!
柏レイソル!!
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