<柏レイソル> レイソルスタンダード ~2017Jリーグ第7節 vs ヴィッセル神戸~

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やってやりましたよーーっ!!

待ちに待ったレイソルらしい流れの中からの大谷ゴール!!
そして!!
ついに出た!アディショナルタイムの劇的大津弾!!

恩師ネルシーニョ率いる首位神戸を叩いての待望の勝ち点3!!

待っていたのは最高の週末でした!!

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J1第7節 ヴィッセル神戸 vs 柏レイソル

4月16日(日)
16:00キックオフ
ノエビアスタジアム神戸

神戸 1 - 2 柏

1 前半 1(柏 28分 大谷)(神戸 35分 小林成
0 後半 1(柏 90分+2分 大津

<スターティングメンバー>
GK 中村 航輔
DF 小池 龍太
DF 中谷 進之介
DF 中山 雄太
DF 輪湖 直樹
MF 伊東 純也
MF 大谷 秀和
MF 中川 寛斗
MF 手塚 康平
MF 大津 祐樹
FW クリスティアーノ

最前線にクリスティアーノ

ディエゴ・オリベイラの負傷により、急遽1トップに入ることになったクリスティアーノ。
この試合、彼が本当に前線で動く動く。
守備ではファーストディフェンダーとして相手を追い掛け回し、攻撃では中央に構えるのではなく積極的にサイドのスペースへ流れボールを受ける。強い身体を活かして、相手DFを引き付けながらスプリントを繰り返し、ハイボールが飛んで来れば高さのある神戸DF陣と対等に渡り合う。
肝心のシュートはというと、決めなきゃいけない場面でぶっ飛ばしてしまって、柏移籍当初の決定力の低いクリスに逆戻りの感も否めませんが、何よりもボールを受けた後、味方のフォローをしっかり使う球離れの良さがあり、これまで停滞していた攻撃のテンポを生むことに成功します。
個人の圧倒的なボールキープと懐の深いターンで攻撃の時間を作るディエゴの1トップとはここが一番の違いでした。
1トップの選手がサイドに流れてボールを受けて味方を使うことで、サイド攻撃の厚みが増し、これまで繰り返されてきたクリス・伊東の単独ドリブル一辺倒の攻撃とは違う、複数の選手が絡んだ崩しが見られるようになりました。

クリスティアーノ・コーナーアップ

 

 

 

 

 

 

中盤と前線を繋げた手塚康平

この選手はものが違う気がします。
他の選手と比べてトラップが全然違う。ピタっとボールが止まるんです。
いや、皆ボールを止めることは出来るんですよ、フリーならば。
彼の凄いところはどんな状況でもボールタッチが乱れずその次の動作まで淀みなく流れるところですね。
相手選手の間でスっとボールを受けてそこから多角的にパスを出す。
手塚が中盤に入ることで前線の選手へのパスのラインを創り出すことが出来る。
この試合での1点目大谷のゴールも、その手塚からの縦パスがきっかけでした。
ただ、彼の現状での課題はスタミナですかね。90分戦えるスタミナがつけばとんでもない選手になるでしょう。
これからもっともっと凄い活躍、期待しています!

小池龍太という上積み

試合を重ねるごとにどんどん自分の良さを出しているのが、右サイドバックの小池龍太。
この選手、サイズは小さいんですが、とにかく体幹が強くて、1対1に無類の強さを発揮します。
相手にどんなに揺さぶられてもしっかりとついていける無理の利くフィジカルとクイックネス。そして、そのパフォーマンスを90分維持したうえで上下動を絶えず繰り返す脅威的なスタミナ。
そんな強みのある小池ですが、彼にはもうひとつ決定的な武器があります。
レノファ山口でつちかった攻撃的パスサッカーの経験値。
サイドの低い位置から、縦もしくは斜めに長いパスコースを見つける技術。
動いている味方、スプリントしている味方に合わせるようなパスを選択できる目。
これまでの試合を見ている限り、じっくりゆっくり後ろで組み立てるレイソルのサッカーの中で、彼の選ぶパスコースは確実にアクセントになっています。
この試合の1点目、大谷へのアシストもその小池。中央から美しいパスワークで崩して彼にボールが渡ると、右サイドから低い軌道でDFをまいて、走り込んだ大谷に合わせる素晴らしいクロス。彼の良さが詰まった理想的な連携でしたね。
まだまだパスミスもありますが、これからもっと連携力を高めてガンガン攻撃に絡んで欲しいですね!

これをスタンダードに! 大津祐樹の覚醒に期待

いつもと違う選手配置で連動性を取り戻したレイソル。
最後まで勝利のために走り続けた結果が、後半アディショナルタイムの劇的ゴールに繋がりました。
大津の待ちに待った今シーズン初ゴール!!
クリスのあげたクロスがポストに跳ね返ってきたところを右肩でトラップしてズドン!
大津の真骨頂、シュートセンス溢れる執念のゴール!!

これまでの試合では、身体の踏ん張りがきかずに倒れる場面が多く、競り合いでは手癖の悪さが災いしてファールの山。毎試合フラストレーションがたまっていくのが目に見えてわかりました。
そんな彼が喉から手が出るほど欲しかったゴール。そして、最高の笑顔。
これで肩の力が抜けてガンガン活躍してくれることを願っています。
大きな体に繊細なボールタッチ、驚きのシュートセンスと熱い気持ち。
絵になるプレイスタイルとポテンシャルを持った選手なのは誰もがわかっていることです。
レイソルの10番。これからが本番ですね!

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