ルヴァンカップ第1節。
いつもと違う陣容。突然訪れた試合出場のチャンス。
その限られた時間で、柏レイソルのスタイルをこれでもかというほど体現し、勝利を掴んだ控え組。
これまでリーグ戦に出場していた選手達は、いつも控えに甘んじている彼らの雄姿を見て、何を思った?
抱いたのは危機感。
貰ったのは勇気。
得たのは可能性。
試合に出場する責任。期待。難しさ。
試合勘? そんなの出てみなきゃわからない。結果を出したもん勝ちだろ?
そう。必要なのは結果。
ルヴァンに出場した若者たちは結果を手にし、いよいよレイソルのポジション争いに挑戦出来る権利を手に入れたのだ。
2017シーズン、柏レイソル、チーム内競争、第2ラウンド。
若手の成長、底上げが、柏レイソルをさらなる高みへ押し上げる。
2017Jリーグ 第4節
柏レイソル vs ベガルタ仙台
日立柏サッカー場
3月18日(土)15:00キックオフ
現在、ベガルタ仙台に期限付き移籍中の増嶋竜也。
2011年、彼がレイソルで演じた、助っ人CBパク・ドンヒョクとの鮮烈なポジション争いを、私は今でも覚えている。
彼が大事なところで結果を出し続けたことが結果的にリーグ優勝へと繋がった。
彼は契約上試合に出ることが出来ないが、どうせなら見せつけてやろうじゃないか。
増嶋が教えてくれた結果にこだわることの重要性を。
すべては勝利という結果で示せ。
自分が先発した理由を。
自分の必要性を。
そして、柏レイソルという存在を。
コメント