AFCチャンピオンズリーグ2018
グループステージMD5
柏レイソル vs 全北現代モータース
2018/04/04
柏 1-0 全北
■16分 リカルド・ロペス(全北)
■77分 イ ドングッ(全北)
収穫はポゼッションへの回帰!
あっけなく終わってしまった~。今年の『柏から世界へ』が~。
マジで悔しいっスね……。
個人的にはイ・ドングッに決められた2失点目は非常に気に入らないですね!
逆転目指して主導権握った中で、あんだけ警戒していたイ・ドングッをドフリーに……。
あんだけ人数揃っていながらマイナス気味に来たクロスに誰も反応出来ず失点!全員が全員深い位置に飛んでくることを警戒して、ボールが飛んだコースに誰も入ることが出来ませんでした……。ボールウォッチャーになっている証拠ですね。スペースや人を全く捉えられていない!非常に残念な失点でした。
ここのところ結果だけじゃなく、試合運びがうまくいかないゲームが続いているせいか、なんだか悪い部分が目立っちゃってますよね……。まぁ勝てないわけだから当然なんですけど。
さて!
ACL敗退は決まってしまったのですから、クラブとしては次の目標に向かって切りかえなくてはなりません!
次の目標!すなわち『柏から世界へ』の継続!来年のACL出場権獲得です!
そう考えると、敗戦したこのゲームからも収穫はあったと思います!
では、その収穫とは何か!
柏レイソルのポゼッションへの回帰です!
今シーズンに入ってからというもの、右サイドを中心とした縦に速い攻撃を意識するあまり、
・ポゼッションして自分達の時間を作ること
・相手を走らせて体力面で優位に立つこと
が全く出来ていませんでした。
今シーズンの各試合終了後のデータを見てみても、相手よりもポゼッション率が下回っている試合が大半です。もちろんポゼッション率が高ければ良いというわけではありませんが、これまでのレイソルの試合内容や『ボールとスペースを支配する』というチームコンセプトを考えると、正直納得出来る数字ではありません。
これは、相手の戦術を考慮した結果だったり、クリスや伊東の爆発力を最大限に活かそうとした結果だとは思いますが、毎試合の後半のゲーム展開を考えると、正直プラスには働いてはいなかったと思います。
そんな中行われた全北戦。
早い時間の失点。攻めなくてはいけない状況下。
レイソルが選んだ戦術は、縦に速く攻め急ぐ のではなく、ボールをキープしてじっくりチャンスを伺う でした!
なんだか久しぶりで懐かしくも感じましたが、はっきり言って、この効果は絶大だったと思います。
相手のプレスをいなしながらボールを前へ運んでいくのですが、韓国王者を相手にも大きく乱れることなくボールを繋ぎ、ゲームの主導権を見事に奪い返しました。
特にこの試合では、全体でコンパクトに前に運んでいくため間延びせず、攻守にバランスが非常に良かったです。そして、ボールを繋いだその先にはクリス・伊東・山崎と個の力で突破や時間を作れる選手が待っているため、うまく攻めきることも出来ていました。
本当、後は決定力なんですけどね!どうにかならんもんかね!!!
最終的にイ・ドングッにやられて突き放されちゃうんですけど、それまでは本当に悪くなかったんですよ。
ただ、
・キムボギョンのスタミナ低下によるボールロストの増加。
・山崎⇒瀬川の交代後、瀬川の球際でのフィジカル負けで攻撃にブレーキ。
この2点は気になりましたが……。
まぁ、なんと言おうと、結果が全てだった試合でこの敗戦でしたからね、評価するのも難しいんですが、やはり自分としてはレイソルはポゼッションを軸にチームを強化していってほしいなと改めて思いました!
さぁ!Jリーグに集中だ!
やってやれ!柏レイソル!!
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