2021 明治安田生命 Jリーグ
J1 第28節
FC東京 vs 柏レイソル
2021/09/12
味の素スタジアム
F東京 0 – 1 柏
■09分 細谷(柏)
スターティングメンバー
■スタメン■
GK:キムスンギュ
DF:川口
DF:大南
DF:上島
DF:古賀
DF:三丸
MF:ヒシャルジソン
MF:戸嶋
MF:クリスティアーノ
FW:瀬川
FW:細谷
■ベンチ■
GK:佐々木
DF:エメルソン サントス
DF:高橋(峻)
MF:椎橋
MF:神谷
MF:マテウス サヴィオ
FW:武藤
やみつきのウノゼロ
どーも、さんみゃくです。
跳ね返し続ける喜び。癖になってきました。
特に今節の相手は、ディエゴオリベイラ、レアンドロ、そして、恐怖のアダイウトンを擁するFC東京でしたからね、
これはいよいよ堅守と言っても良いレベルまで仕上がってきたんじゃないでしょうか。
細谷真大の『思ったより速い』プレッシング
今、細谷がいい。
いやそりゃ皆様もうわかっていると思います。でも言わせてください。
最近、一段とプレイがクリアになってきました。チームの方向性がハッキリしてきたからとか色々理由はあるとは思うのですが、
何よりも、隣に瀬川がいることが大きいんじゃないでしょうか。
瀬川が高い機動力を活かして連動してくれることで、細谷のプレッシングが無駄走りになることが少なくなりました。
これは瀬川側からも同じことが言えると思うんですけど、瀬川の機動力、細谷のパスコース切りながらの直線的プレス、これが見事にかみ合って相手に脅威を与えています。
相手からしたらたまったもんじゃないでしょう。迫力もあってこりゃミスもしちゃうってもんです。
試合を重ねるごとにより息もあってきて、今では行く行かないの判断も明確になってきました。
それにしても細谷のプレスって観ていて面白いです。なんか直前でグッと伸びる。ギリかわされるって思ったのが以外と届いてる。急加速?してるのかアレは。
なんとなく相手も、え?来れちゃうの!?ってなってるように見える時があるし、たぶん体感よりも速く突っ込んでくるんじゃないだろうか。
そもそも速いとは思うんだけど、加速からの最高速が見た目よりもあるんだろうな。これは大きな武器。
そしてこの武器は、守備の時だけではなく攻撃にも活かされる。いや、むしろ今のレイソルサッカーでは攻撃の時こそ真価を発揮するんじゃないだろうか。
この試合の唯一のゴール。クリスのロングから突っ込んだ細谷が強引に相手より先に触って、抜け出しゴール。
FC東京からしたら、GKとDFの連携ミスって言うんだろうけど(逆の立場なら自分もそう言うと思う💦)、これは細谷の「思ったより速い」が大いに効いた結果じゃないだろうか。
なんだよ、思ったより速いって(笑)
もちろんボールに届いてから決めるまでの勢いとプレイ選択、貪欲さも素晴らしかった!ゴラッソでしたよ!
守備に攻撃にスプリントをくりかえしてくれる細谷真大。
強くて速い、それでいて泥臭いプレイを厭わない。
いいじゃないですか。ユース出身という部分も含めて、好きになってしまう要素満載です!
ゴールの取り方が工藤っぽいんだよな。雰囲気も似てるかな。
工藤の嗅覚にスピードが加わったらそりゃぁもう怖いものなしですね。
当時工藤が持っていた、何かやってくれそう感、このオーラを放ち出したらもう手がつけられなくなるでしょう。
インタビュー聞いてると、あの若さなのになんか落ち着いている感じもあるし、どんな時もクールに相手の状況を見極めて自分の仕事(ゴール)を全うするストライカーになってほしいと思います。
今から将来を楽しみにしています!期待しているぞ!細谷真大!
アダイウトンを封じたレイソル守備陣のチャレンジ&カバー
はやい時間の細谷のゴールで勝利した今節でしたが、最大の勝利の要因は、アダイウトンを封じ込めた守備の頑張りだと思います。
アダイウトンは前を向いてボールは持つんですが、大南、川口、ヒシャルジソンがチャレンジ&カバーを繰り返し、ギリギリのところで仕事をさせませんでした。
まさか前半だけでアダイウトンを下げてくるとは思いませんでしたが、それもこれも3人や守備陣の連動性の賜物でしょう。
プラジリアントリオを中心に考えられた相手のプランを破壊したことは非常に大きかったと思います。
それにしても、やっぱりアダイウトンは凄いですね、1人だったら簡単に剥がしてくる。
もう、1枚剥がされるのは仕方ない。剥がされたところを如何にスピードにのらせないか。これまで対戦してきてこの守備が一度も成功しなかった。
アダイウトンVS「誰か」のデュエルの連続!1人抜かれても誰かがくらいつける絶妙の距離感を保って跳ね返し続ける姿は、本当に痺れました!!
良くやった!特に大南!!
ヒシャルジソン→椎橋 慧也 の交代の妙
戸嶋の運動量がなんとなく落ちてきて、中盤のボール回収とパス回しが若干落ちたかな、と思ったところで、ヒシャルジソン→椎橋の交代には興奮しました。
椎橋の相手のパスコースを切るポジショニングは絶妙で、ボールを奪わなくとも相手の勢いを止めるシーンを何度と作り、そのうえマイボール時は上手くボールを受けて散らすことも出来ていました。
結果的に中盤のバランスを保つことに成功しました。
『全体を攻守に走り回る戸嶋』&『フィルターのヒシャ』 → 『バランスを取り合って中盤全域をカバーする戸嶋・椎橋』のバトンタッチは、ネルシーニョの神髄を観た!と思わず唸りました。
降格圏と勝ち点10差
いやいや面白くなってきましたね。
こうなったらどんどん上を引きずりおろしてやりましょうよ。抜け出せない守備に引きずり込んでやりましょうよ。
今回の試合を観るに、ベンチメンバーも試合の流れを変えられる心強いメンバーが揃いはじめましたね!
終盤投入されたサヴィオのプレイ、めちゃくちゃ面白かった!守備の強度落ちないし、ドリブルうまい!
ゼロで抑えてジョーカーがゴール!っていう展開も想像するとアツイよな~、ヒヤヒヤかもしれないけど笑
それにしても、ネルシーニョって、J2戦った時もそうだし、なんなら第一次政権の時もそうだったけど、毎回チームが強くなっていく様をアリアリと見せてくれるんだよな。
目に見えて内容が良化するまで、毎回最低6ヶ月くらいはかかっている気がする……。
ていうか軌道にのるまでの間「6ヶ月後は大丈夫だ」なんて一度も考えたことはないんだけどね💦あくまで結果論です。
とりあえず本当に良かった!でもまだ3連勝しただけ。安心するのは早いか💦
来年こそスタートダッシュが決められるように、今から戦術強化&勝ち癖つけてほしいな!勝利が一番!
てか辛抱強く待つのはもうごめんだ~!!
応援あるのみ!
やってやれ!!
柏レイソル!!
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