仕方ないよな…
2021年7月3日。
オフィシャルに呉屋大翔の大分トリニータへの完全移籍のお知らせが出る。
このタイミングで呉屋も移籍とは!
しかも行先は残留争いのライバルチームじゃないか!
これはダメだろ!
大事な戦力を何やってるんだ!
……て、本来はなるはずなんだけどな💦
正直、この知らせを見た時、一番最初に思ったのは、
これは仕方ないよな……
というなんとも言えない気持ちだった。
戦術の相違
呉屋大翔が、J2で22ゴール日本人得点王の称号を引っ提げて柏レイソルに加入したのは2020年。
J1で勝負!そう意気込んで乗り込んできただろう。
それは加入当初本人の口から、
J1では外国人FWとのポジション争いがあることは分かっている、
というような趣旨の発言をしている事からもうかがい知れる。
だが、正直タイミングが悪かった。
ポジションを争う相手はあのオルンガだ。こればっかりはどうしようもない。
それでも、レイソルにいないタイプの生粋のストライカーの彼は、
決して腐らず、出場チャンスを得ると、ゴールという結果を残して自分の存在価値を示し続けた。
そして、オルンガがいなくなった2021年。
呉屋の年になる!
本人もその意気込みだっただろうし、周りもそうなることを期待していた。
だが、現実はうまくいかなかった……。
その時すでに、柏レイソルというチームは戦術オルンガに染まってしまっていた。
呉屋にとって、それが一番の誤算だっただろう。
THE・ストライカー。フィニッシャータイプ。
どんな時でもゴリゴリとゴールに向かう彼は、どんな時もその姿勢を貫き続けた。
だが、チームがFWに求めるものは、そうじゃなかった。
得点に加えて、ボールキープ、ポストプレイ。前線で時間を作り、攻撃の起点になることも求められてしまった。
FWに求めるタスクが多すぎる……、そう思う。
でも、今のレイソルの戦術がそうなのだ、仕方ない。
チームが求めることと違うプレイを選択し続けることで、彼は前線で孤立。次第にボールを奪われることが多くなってしまった。
そこに、
FWペドロハウルの加入。
相手を背負ってプレイ出来るようになってきたFW細谷真大の対等。
……今のレイソルでは、呉屋の良さが、活きない。
自分を活かせるところへ
強引に行ってゴールを奪いきる日本人ストライカー!
いいじゃないか!
得点感覚に優れエリア内でシュートチャンスを得る方法を知っている選手だ、
移籍してしまうのは本当に勿体ない!
あぁ、もっと前を向いてボールを持たせてやりたかったな!
最近スタメン2トップ起用が増えてきたのにな、このタイミングで移籍か~、
個人的にはハウルとの2トップで90分観てみたかったな!
新天地で活き活きとプレイする姿を楽しみにしてるよ!
レイソル戦以外での活躍を期待する!!
やってやれ!
呉屋 大翔!!
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