2018 明治安田生命 Jリーグ
J1 第04節
ガンバ大阪 vs 柏レイソル
2018/03/18
G大阪 2-2 柏
■08分 江坂 任(柏)
■18分 江坂 任(柏)
■21分 ファン ウィジョ(G大阪)
■86分 ファン ウィジョ(G大阪)
レイソルのポゼッションサッカーはどこへ行ったの?
いやぁ、なんとも腑に落ちませんね……。
まだ4節とはいえ、最下位の相手から勝ち点3を取れないのは残念でなりません。
ガンバが弱いとかいう意味ではなく、その時その時でやっぱり順位表の下にいる相手からはしっかりと勝ち点を積み上げていかないと! 昨年も昇り調子の中、下位クラブからの取りこぼしが続き失速しましたからね。勝負弱さ、どうにかならないもんでしょうか。
試合の流れを見れば分かる通り、このゲームの入りは今シーズン最高の出来でした。相手のパフォーマンスの影響も多分にあったと思いますが、これまでレイソルが出来ていなかった『チャンスを決めきる』ということが出来て2点の先行! 強いレイソルが戻ってきた!と思うほど攻守の連携がハマっていました。
何より、江坂 任!
この選手がゴールを決めてくれたこと!本来の実力の片鱗を魅せてくれたこと!
この試合ではこれが何よりも収穫でしたね!
これまでもレイソルサッカーへのフィット感は申し分ありませんでしたが、
なにせサッカーというスポーツは、得点を取らないと何も意味をなさないですからね!
シュートフェイントから的確なコースへの速い正確なシュート! これまでクリスの弾丸シュートはあれど、レイソルのゴールシーンで、あんなに絵になるエレガントなシュートは久しぶりではなかったでしょうか。しかも2発!
江坂選手には今後も結果を出し続けて、単なる『主力選手』ではなく、Jで数少ない『勝ち点を持っている選手』と言われるように頑張ってほしいですね!
それはそうと気になるのは、最近の試合のポゼッション率の低下ですかね。なんなんでしょうかねこれは。
この試合もレイソルが2点先行してからというもの、明らかにポゼッション率が低下していますよね。
ポゼッション率が高ければ良いというわけではないのは重々承知してるんですけど、元々今のレイソルサッカーって、『ボールとスペースを支配する』ことがコンセプトでは無かったんでしょうか。
マイナーチェンジや変化を加えて日々上を目指すというのは絶対必要だし、時には対戦相手に合わせて戦術を変えて戦うことも必要だと思いますが、今シーズン入ってからのレイソルの試合運びは、まるでポゼッションすることを放棄しているようにも見て取れます。
単に実力不足でボールがキープ出来ない? それなら仕方ありませんが、これまで2シーズン積み上げてきたものが失われているようで、なんだか少し気になります。
それで勝てば何の文句もないんですがね。後半のポゼッション率低下から案の定押し込まれて失点……、というのが続いているのでなおさらです!
特にレイソルは若い選手が多いこともあり、まだまだデュエルに弱い選手が多いですからね。
この試合でもガンバのファン ウィジョ選手に強引に決められたように、押し込まれれば球際でやられて失点……。そのような場面が増えてしまいますし、もうちょっとボールをキープする方にシフトしてもいいんじゃないか、と個人的には思いますね。
さぁ、代表ウィークで一休み。
伊東純也が選ばれなかったのは残念でしたが、まだまだ実力不足ということで頑張ってほしいですね!
そして、がんばれ!中村航輔!
この中断期間で、新加入組の更なる戦術理解の向上を望みます!
やってやれ!柏レイソル!
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