レイソルのサイドバック 吹っ切れた古賀太陽 と 苦しむ亀川諒史 ACL 2018 第4節 vs 傑志SC

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AFCチャンピオンズリーグ2018
グループステージMD4

傑志SC vs 柏レイソル

2018/03/14

傑志 1-0 柏

■90+2分 チェン チンルン(傑志)

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楽しみな古賀太陽!そして……、
亀川よ、この経験を糧にしてくれ!

嘘でしょう……、まさかの敗戦……。
なんとも心の整理をつけるのが難しい結果になってしまいましたねぇ。
それは、大谷キャプテンも同じだったようです。試合後のインタビューでは、いつもの頼もしさからは想像出来ない歯切れの悪さと表情……。心の整理がつかない様子がハッキリと見て取れました。

今回は、前半15分の亀川の退場、これにつきますね……。

日頃出場機会に恵まれない選手を多く含んで、ターンオーバーで挑んだ一戦。
前回のホームでの傑志戦を分析したうえで、このメンバーでも十分勝てる、そして、勝たなければいけない相手だ、という結論に至ったことは容易に想像がつきます。

実際、試合開始直後から、レイソル戦士達は積極的に前にポジションを取り、ボールを握って相手を押し込み、試合を有利に展開します。

特に左サイドバックに入った古賀太陽選手は、日頃の鬱憤を晴らすかのように前にいるハモンロペスを追い越し、高い位置取りで攻撃に厚みをもたらしていました。
この動きには正直ビックリしましたね。これまでの太陽選手からは想像出来ないような容赦の無い攻撃性といいますか!ハモンロペスとポジションチェンジしたんじゃないかってくらいずっと高い位置をキープしていて、ポジショニングだけで相手に大きな圧力をかけていました。
ポジションが高けりゃ良いってわけでもないですが、サイズも大きい選手ですし、これで攻撃で結果を出せれば楽しみだぞ!と思いながら、太陽をずっと目で追いながら試合を観ていましたよ僕は。

そしたら何ですか。

一瞬の気の緩みとはまさにこのこと。

自陣ペナルティエリア前、こぼれたボール。相手が迫りくる中、亀川選手がボールに先に追いつき無事処理するかと思いましたが、なんだかゆっくりボールを捌こうとします。そこを相手に掻っ攫われると同時に、そのまま相手を倒してしまってファール……。

レッドカード。一発退場です……。
GKとの一対一。決定的機会阻止。レッドカードで判定は妥当だと思います。

前節一度対戦している相手ですよ、相手のFWの選手が速いことはすでに分かっていたはずです。
この場面は、亀川選手自身が、相手が来ていることを把握した上で、相手のスピードを考慮したプレイを選択しなくてはならない場面だったと思うんですが……。
気付いてなかったんですかねぇ……。
仮に気付いてなかったとしたら、GK桐畑選手などがしっかりと声掛けをして教えてあげなくてはいけなかったですね!あの状況ならやってると思うんですけどねぇ、真実はわかりませんが。
やはり、日頃試合に出ていない選手の連携に問題が出てしまったというところなんでしょうか。

結果、90分得点することが出来ず、アディショナルに被弾……。悔しい敗戦となりました。
試合自体は、レイソルが10人の戦いを強いられたあとも押し気味に進めていたので、やはり力の差は歴然!
それがまた悔しさに拍車をかけます!

亀川選手、もちろん良い部分を沢山持っている選手なんですが……。直近の数試合を観ても、ピンチの場面で球離れが悪かったり、身体が強くない割には無理に相手を背負ってマイボールにしようとするところがあり、ちょっとドキドキするんですよね。
亀川選手は昨年までJ2でプレイしていました。J2では通用していたプレイをそのままやっているのかもしれませんが、J1やACLのレベルとのギャップをまだ埋め切れていないのかもしれません。
こればっかりは日頃の練習や試合数をこなしながら、自分が何が通用して何が出来ないのか自己分析していくしかありませんので、今後の成長に期待したいと思います。

亀川よ、レイソルでの経験を一秒たりとも無駄にするでないぞ!応援してるからな!

 

あ、あと、山崎亮平選手。
ギュンギュンの活躍の場は絶対にある!その時を楽しみにしているぞ!

 

やってやれ!柏レイソル!

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