2021 明治安田生命 Jリーグ
J1 第29節
柏レイソル vs サンフレッチェ広島
2021/09/18
三協フロンテア柏スタジアム
柏 0 – 3 広島
■30分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)
■54分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)
■60分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)
スターティングメンバー
■スタメン■
GK:キムスンギュ
DF:川口
DF:大南
DF:上島
DF:古賀
DF:三丸
MF:ヒシャルジソン
MF:戸嶋
MF:クリスティアーノ
FW:瀬川
FW:武藤
■ベンチ■
GK:佐々木
DF:エメルソン サントス
DF:高橋(峻)
MF:椎橋
MF:神谷
MF:マテウス サヴィオ
FW:細谷
エアバトラー上島 拓巳のファイトで感じたレフェリーのジャッジ
どーも、さんみゃくです。
完敗でした。
何よりもまずは、上島選手、大丈夫かな、心配です。
大事に至らないことを祈ります。
本人が一番つらいだろうけど、
チームとしてもここ数試合、守備のピースとしてカチっとハマり始めたところだったので、もし離脱となれば影響は大きいでしょう💦
上島の声出しと空中戦勝率の高さは他の選手にはない大きな武器ですし、
もともと止めて蹴るがしっかりしていてパスレンジも広い選手ですので、ビルドアップにも痛手ですね。
……それにしてもこの試合、空中戦の競り合いに対してジャッジがわりとゆるかったなぁ。
もちろんタラレバだし因果関係があるかと言えばわからないけど、
前半のコーナーキックで、上島がヘディングしたシーン。この場面で、手の使い方がレフェリーにスルーされた時点で、この試合での上島の空中戦のファールを意識するリミッターが外れたと思う。
もちろん上島は一切悪くない。
でも、レフェリーによっては本来ファールになる強度で、そこからフルタイム全ての競り合いに挑まなくてはならないとなると、自然と怪我のリスクが高まると思う。
実際に、上島が負傷交代する前に、競り合いで鼻?を強打する場面もあったし、サポながら「それは激しすぎない?」と思う場面も少なからずあった。
レフェリーの基準は曖昧ではないため強く指摘することは出来ないが、この強度で相手と同等に身体をぶつけ合い続けたら、いつかどちらかが怪我をするのは当たり前だと感じた。
試合を壊さないレフェリングはもちろん素晴らしいが、選手を壊さないためのレフェリングもお願いしたいと切に思う。
(レフェリーの方々すみません💦難しいことは重々承知しております)
「ニュートラルにする」を放棄した時の脆さ
ネルーシニョがよく言う「相手のストロングを消し試合をニュートラルにして、こちらのストロングを出す」
これがこの試合、本当にうまくいかなかった。
試合をニュートラルにするためにネルシーニョがよく使う方法が、ミラーゲームにすること。
フォーメーションを被せて、自チームと相手チームをかみ合わせて、それぞれのポジションでマッチアップし競り勝つ。
これが全く機能しなかった。
局面のデュエルで負ける。……いや、デュエルもさせてもらえないくらい寄せる前にボールを動かされてしまった。
特にこれまでレイソルの大きな武器となっていた前線からのプレッシングが追いつかない。
とにかく広島の中盤、青山と柴崎のボールを受ける動きと散らしが素晴らしく、ことごとくボールを前へ運ばれてしまった。
ここ数試合チームを牽引していた瀬川・細谷のツートップから、細谷outのシャドーに武藤を置いた瀬川のワントップに変えたことで、
プレスで相手を捕まえるアジリティが落ちてしまった事は否めないが、この試合では、失点後の修正も裏目に出てしまったと思う。
今のレイソルの強みは、粘り強い守備からのカウンターだ。
それを行うには、試合をニュートラルにする事が大前提にあると思う。
だが、この試合では、失点してから、試合をニュートラルにすることを放棄してしまった。
神谷・サヴィオの投入。
相手の良さを消さないまま、攻撃力・ポゼッション率を上げ、チャンスを増やそうという選択をした。
これがハマらなかった。
相手のパスコースを限定出来ないまま前線の選手達がボールに食いつくようになってしまい、
中盤が間延びして、広島がスペースを見つけやすい環境を作ってしまった。
ボールを持っても、本来ストロングになるはずのサイドは、引いて守る広島の牙城を崩せない。
佐々木ってやっぱ代表だけあるな💦堅い!ここのデュエルで勝てなかったことが一番悔しい💦
コーナーキックが2本しか取れなかったことからも、如何にサイドを封じられていたかが伝わってくる…。
試合をニュートラルにすることも出来ず、交代によりストロングを出す事も出来ず……。
広島は外国籍選手のテクニックやアイデア、サイドの快足選手を効果的に使うなど、ストロングをしっかり出せてたな。
やっぱり完敗だ~💦
マテウスサヴィオの素晴らしい攻撃センス
良かった点は、サヴィオ!
この選手は、ボール触りたがるけど、持ったらやっぱり何かしてくれるね!
この試合では中盤低い位置からボールを前に繋ぐ役割だったけど、まさかそこから打開出来るパスを何度も出せるとは驚き!
ボールが速くてそれでいて受けやすい。絶妙にスペースを突くパスを見せてくれました!
球離れも試合を重ねるごとに良くなってきている感じ。
サヴィオが中盤だけじゃなく高い位置でボールを蹴る時間を確保出来るようになれば、前線も動き出し甲斐があるってもんですねこれは。
そろそろスタメンで観てみたい!次節結果を出してくれ!
応援あるのみ!
やってやれ!
柏レイソル!
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