レイソルの中盤 ボランチ
レイソルユースからの生え抜きが多いこのポジション。
そのため、現在トップチームに所属しているボランチの選手達は、ユース上がり特有の似たようなプレイスタイルの選手達が集まってしまっているんじゃないかと心配していました。
しかし、いざこれまでの選手達のプレイを見比べてみると、みんな自分のカタチ・それぞれの武器を持っていて、同じカテゴリで成長してきた同ポジションの選手達でもプレイスタイルは千差万別。
それは驚きとともに、理想のプレイスタイルを個人に押し付けないレイソルユースの育成力の高さを感じさせてくれます。
ユースで選手達がトップを目指すなかで、ライバルと激しく競り合い、自分と本気で向き合って、自分の勝負できるもの・人と違う武器を見つけて磨いていく……。
毎年ふるいにかけられる厳しい環境のなか、トップ契約を勝ち取った選手達。
そんな彼らにとってそれはゴールではなくスタート。
今度は憧れの舞台で、素晴らしい手本となるベテラン選手達と同じ土俵でボジション争いを繰り広げなくてはならないのですから、これは成長しないわけがない。
そして、そんな切磋琢磨する選手達に新たな刺激を与える存在が現れました。
細貝萌。
経験豊富。レイソルの若い選手達 そしてベテラン選手にも重ならない新たなプレイスタイル。
これによって柏レイソルのボランチは、これまでにない選手起用の幅を手に入れました。
コンディションによって。戦術によって。相手によって。
選手の組み合わせで変幻自在に戦い方を変えることの出来る選手層。
まだまだ経験の浅い選手も多いですが、それこそ大谷・栗澤・細貝選手がしっかり引っ張りピッチの内外で良いお手本となることで、チームは一段も二段もレベルアップすることでしょう。
そのために、まずは細貝選手にコンディションを上げてもらって、一刻も早くリーグ戦のスタメン争いに加わってもらいましょう！
ボランチ＋細貝 の組み合わせ
■大谷＋細貝 （カバー&アタック）
大谷がスペースを消し相手の攻めを封じ、その隙に細貝がボールホルダーにアタック！
■小林＋細貝 （ダブルホーミングミサイル）
攻撃的守備。中盤でボールホルダーに対してどちらかが素早くチェイシング。広いエリア、2人でとにかくボールを追い掛け回しプレッシャーをかけ続ける。
■栗澤＋細貝 （緻密なボールハンティング）
ステイなのかチェイシングなのか、的確な判断とポジショニングで相手の隙を伺う。
ここだというタイミングで一気に距離をつめ、囲み込んでボールを絡め取る。
■手塚＋細貝 （攻守のスイッチ）
細貝が素早いプレスで守備の連動を生み出しボールを奪うと、手塚が気の利いた位置取りで素早くボールを呼び込みスペースへ捌く。
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