レイソル 新サイドバック 亀川に必要なこと ACL 2018 第3節 vs 傑志SC

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AFCチャンピオンズリーグ2018
グループステージMD3
柏レイソル vs 傑志SC

2018/03/06

柏 1-0 傑志

■66分 伊東 純也(柏)

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亀川よ、アシストしたから今日のところは許してやろう

とりあえず勝って良かったです……、本当とりあえずですけど。

ACL傑志SC戦、この試合見て改めて感じましたよ、
やっぱりJリーグとは違う質感ですよね、ACLの試合は。

ACLの試合ってJの試合と比べて、明らかに身体の接触が多いですよね、どのゲームも。

Jは、ポゼッション思考だったりカウンター思考だったりクラブの戦術やスタイルはあれど、どの試合も比較的すんなりと、絶えずボールが動いていると思うんですよ。それで、攻守ともにチームとして狙った位置にボールが来るまではガツガツ当たらない感じで。観ててキレイなゲームが多いのかなー、って。

でもACLで対戦するクラブって、Jと同じように各クラブの戦術やスタイルはあれど、まずベースにあるのは、ボールに人に強くいくことなんですよね!ボールの取りどころとかもう関係なく!まずそれをするのは当然で、その後に戦術があるみたいな。

だから、どのポジションの選手も、相手と接触しながらどれだけ正確なプレイが出来るかが重要になってくる……。

Jの選手って、フィジカルを武器にした一部の選手以外は、相手に体をぶつけながらプレイすることをあまり選択しないですよね、攻守ともに。

わざと身体をぶつけて状態を優位に持っていく。また、相手にボールが当たってもキープ出来るような体の使い方・置き方をする。それが日本人にも出来れば良いんでしょうけど、日頃キレイにプレイしすぎていてその引き出しが乏しい……。

ここなんですよ、本当に……。

傑志SC戦、どう見たって相手よりもテクニックや個人スキルの面では勝ってたと思うんですよ。その状態が目に見えて分かったんで、本当に圧勝して欲しかったです。

ただ、この試合のレイソルは、身体をぶつけられると途端にいつものプレイが出来なくなる選手が多すぎました。特に、瀬川や中川、亀川という小さい選手、線の細い選手にはとても厳しい試合展開でしたね。

あえて言います!
特に前半の亀川選手!厳しかったですね!

新加入でまだまだ連携力が低いこともあり、寄せられると一番近くにいる味方しか見ることが出来ず、出すパス出すパス相手に引っ掛かっていました。
また、自らのトラップ技術が他選手と比べてもまだまだ見劣りしていて、その一瞬のスキを突かれて相手に寄せられていました。デビュー当時の橋本和選手を見ているようでしたね。
ディフェンスラインから細かくパスを繋ぐレイソルではこれが致命傷になりかねない!
これは反復練習とJ1のプレイスピードになれることで改善すると思いますので、是非とも精進してもらいたいですね!

……と、
厳しいことを言ってしまいましたが、逆にそこさえ改善出来れば、相当な戦力になることは間違いなしだと思います!
この試合の後半でも魅せていましたが、亀川選手のオーバーラップのタイミングは絶妙で、他のどのサイドバックよりも素早く攻撃を援護していると感じたほどです。攻撃のスイッチを見抜く目があるのでしょう!実際アシストも決めてくれましたしね!
その上、アップダウンを繰り返す走力と根性がありますから先々楽しみな選手であることは間違いないです!

 

選手層を厚くするって、本当に根気がいる難しい作業ですね!
チームを強くするのに近道はない!

めざせACL優勝!
やってやれ! 柏レイソル!

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