高橋祐治の帰還<2021 天皇杯2回戦 栃木シティFC戦>

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天皇杯 2回戦
柏レイソル vs 栃木シティFC

2021/06/9
三協フロンテア柏スタジアム

柏レイソル 3 – 0 栃木シティFC

■19分 クリスティアーノ(柏)
■35分 三丸(柏)
■90分+2分 アンジェロッティ(柏)

高橋祐治 突然の復帰即スタメン!フルタイム出場!

勝ち試合が観たくて、久々の現地観戦。…が、仕事終わり、キックオフには間に合わず。
スタジアム入口付近ゴールのアナウンスが聞こえる。「クリスティアーノ!」
せっかく来たのに先制点見れなかった!💦
…まぁ仕方ない。幸先良しとしよう。
ゴール裏一階席。スコアボードの1-0表記が目に入り、久々の勝利に期待していざ試合に集中。
相手チームのスタメンの名前。J出身者多いな、見慣れた文字列がやたら多い。
相手の8番がやたら細かく動いて、ボールを呼び込むと細かなタッチで時間を作ってパス。ちょこまかと上手いな。なんか見慣れた顔だと思えば工藤浩平。ジェフの10番だった選手。さすがに上手い。簡単にボールを取らせてくれず厄介。
あと4番、よく分からないがハイボールに強い。跳ね返し方が野性味あって目立つ。空中戦あそこは避けたい。

そういえば、柏のGK佐々木、はじめて生で観る。イメージよりも大きい。そしてしっかり声が出ている。先輩にビビらずやれている様子。てかビビっている場合じゃないか。

……って柏のセンターバックがそれ以上にデカい。やっと帰ってきたよ。待ってた、本当に待ってた。
にしてもいきなりスタメンとは。しかもキャプテンマーク。

高橋 祐治(タカハシ ユウジ)

■187㎝ / 80㎏
■センターバック

4バックの右センターバックとしてスタメン。しかも復帰していきなりフル出場。
本当に久しぶりのピッチ上の姿。いるだけで目を引く。というか久々の実戦のはずなのに、とても落ち着いて見える。
相手があまり放り込みを選択する戦い方ではなかったので、得意のハイボールを競り合う場面はあまり見られない。また、対人もこの試合で特別強さを見せるような場面は少なかった。
ただ、全体的に距離感が良い。味方へのフォローの距離感。相手と対峙する時の距離感。なんか周りがよく見えている感じ。声もたえず出しているので、これが味方に常に安心感を与えているように感じた。
個人的に驚いたのが、相手が前からプレスをかけてきた時の対応だ。慌てる様子は微塵もなく、ちょこちょことボールを触りながらプレスのベクトルとは逆方向にボールを持ち出し、スッとプレスを避けて味方にボールを預ける。
一番実戦から離れていた選手なのに他のどのディフェンダーよりも周りが見えている、そんな感じだ。

この試合では縦パスを通すことは少なかったが、もともとキックにも定評のある選手だという事を考えると、このままリーグ戦のスタメン争いに絡んでくれば、上島・大南の時とは違った新たなビルドアップのカタチを見せてくれるもしれない。そんな期待をしてしまうようなプレイぶりだった。

左センターバックの大南

これまで大南は、右側のポジションで起用されることが多かった。センターバックの右。時には右サイドバックでも出場した。
この試合では、高橋祐治が復帰した事により、センターバックの左での出場。
これがなかなか良かった。嬉しいサプライズだ。
もちろん相手チームの戦術との兼ね合いもあるが、横のスライドがこれまでになくうまく機能していた。
何度か自慢のスピードを活かしたプレイで相手の攻撃の芽をつむことに成功。鋭い読みでピッチを左から右に突っ走って相手のスルーパスをカットしたシーンは、今日のハイライトのひとつだろう。ナイスプレイだった。
やはりボール保持時の技術の不安定さはあるものの、ディフェンス面でのポテンシャルは申し分ない。もしかしたら、高橋祐治の右センターバックは、大南まで化けさせるかもしれない。今後のセンターバックの組み合わせにも注目したい。

中断期間で一気に陣容を整えたい

今シーズンは決定力の低さも目立つが、ディフェンスの不安定さも目立つ。失点するのはひとりの責任ではないが、高橋祐治の復帰がこの部分にどのような影響を与えるか、今後に期待したい!

攻撃面では、もしかしたらハウルの復帰が近いか。
勝ったから良いものの、今日の試合でも、あとは押し込むだけという場面がどれだけあったか。神谷、ドッジ、細谷!本当に決定的だったぞ!次は頼んだ!

この勝利を糧に、中断期間中にどれだけ噛み合うスターティングメンバーを見付けることが出来るか。最適解は何か。ここからネルシーニョの本領発揮を期待する!

応援あるのみ!
やってやれ!
柏レイソル!!

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