柏レイソル 右で作って仕上げは左の三丸拡! <2021 J1 第23節 ヴィッセル神戸戦> 

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2021 明治安田生命 Jリーグ
J1 第23節
ヴィッセル神戸 vs 柏レイソル 

2021/08/09
ノエビアスタジアム神戸

神戸 1 – 2 柏

■65分 クリスティアーノ(柏)
■70分 小田(神戸)
■90+5分 細谷(柏)

スターティングメンバー

■スタメン■
GK:キムスンギュ
DF:高橋(峻)
DF:エメルソン サントス
DF:上島
DF:古賀
DF:三丸
MF:ヒシャルジソン
MF:椎橋
MF:クリスティアーノ
MF:武藤
FW:ペドロ ハウル

■ベンチ■
GK:佐々木
DF:高橋(祐)
DF:北爪
MF:三原
MF:戸嶋
FW:瀬川
FW:細谷

三丸 拡がフリーになれば何かが起こる

3センターバックの右にエメルソンサントスが入ったことで、攻撃の構築に大きな変化があった。
サントスが自分で前に運んだりボランチや前目の選手に直接ボールを配球出来ることで、高橋峻がビルドアップ時からクリスの近くに駆け上がる機会が増加した。
そこから、最近の高橋峻のコンディションの良さも相まって、相手がプレスに来てもボランチやペドロハウルとも連携してボールを前進させることに成功していた。

右サイドに人数をかけて攻撃するパターン。
これまでのレイソルにも、クリスのサイドを使って打開を図る攻撃はあったが、
そこにサントスという新たなピースが加わった事で、クリスひとり突っ込んでいくような状況は少なくなり、選手達が良い距離感を保つことが出来るようになった。

そして、これによって一番の恩恵を受けることになったのが、三丸じゃないだろうか。

三丸 拡

DF
172cm / 69kg
左利き
1993年7月6日生まれ

こっちが右に人数をかけて攻め込めば、当然相手も右に片寄る。レイソルの左は広大なスペースを得ることになる。

クロサー 三丸 拡 の出番だ。

左サイドを主戦場とする彼は、ドリブルで相手を抜き去るようなプレイは無いが、前方へのパス、味方に吸い込まれるようにカーブを描く強いボールを蹴ることが出来る。
そしてそれは、顔を上げて蹴り出す時間を与えれば与えるほど大きな威力を発揮する。

神戸戦の先制点、クリスのボレーシュートをアシストしたシーンなんてまさにそのカタチだ。
クリスのシュートが上手かったのはもちろんだが、レイソルの選手が雪崩れ込んだ絶妙な場所にクリアし辛い速いボールを蹴り込んだことが結果に繋がった。

椎橋のヘディングシュートもピンポイントクロスだった。

アディショナルタイムの決勝点に絡んだプレイもそうだ。フリーでボールを持った三丸は数ある選択肢の中で、迷わず前方の味方に蹴り出し、超絶カウンターの起点となった。

ゴール方向に複数の選手が走り出した時、左サイドで三丸がフリーになれば間違いなく仕事をする。

ネルシーニョはそれを計算して攻撃を構築しているのではないだろうか。
右にはサイドチェンジする術を持った選手も揃っているし、神戸戦ではそこからゴールという結果が出た。

右で作って、仕上げは左の三丸拡。

なんだかバスケの3ポイントシューターみたい。
「来た!フリーの三丸だ!」って叫びたい。そこからクロス→ゴールの流れがお約束になったら最高に気持ちが良いだろうな!

「三丸のクロスがレイソルの代表的な攻撃のひとつ」そう他サポに認知される日は意外と近いかもしれないな。


やってやれ!
柏レイソル!

やってやれ!
三丸 拡!!

期待してるぞ!!

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