2021 明治安田生命 Jリーグ
J1 第19節
柏レイソル vs 浦和レッドダイヤモンズ
2021/06/23
三協フロンテア柏スタジアム
柏 0 – 2 浦和
■64分 宇賀神(浦和)
■81分 柴戸(浦和)
スターティングメンバー
■スタメン■
GK:佐々木
DF:高橋(峻)
DF:高橋(祐)
DF:大南
DF:古賀
MF:ヒシャルジソン
MF:ドッジ
MF:瀬川
MF:クリスティアーノ
MF:イッペイ シノヅカ
FW:アンジェロッティ
■ベンチ■
GK:松本
DF:山下
DF:川口
MF:神谷
MF:戸嶋
MF:鵜木
FW:細谷
瀬川 急遽 久々のスタメン
う~ん💦
試合前のウォーミングアップでどうやら仲間が痛めたらしく、突然のスタメン変更。
■スタメン登録■
仲間 OUT
↓
瀬川 IN
仲間のスタメン予定が急遽ベンチ外。そのためベンチに鵜木を追加。
本当、うまくいかない時って、とことん悪いことが続くなぁ。
そうです、江坂選手がやっぱりいません、…そうなのか、本当にそうなのか💦
まぁそれは置いておいて。
今の現状、一番攻守に奮起していた仲間選手が突然の離脱。これは痛い。怪我の具合も心配だが、プレイで周りを引っ張っていけるタイプがいなくなるのもキツイ。
ただ始まる前から下を向くわけにはいかない!
と、ここは考え方を変えてみる。
前節ベンチに帰ってきた男の久々のスタメン!
瀬川祐輔!
どのくらい動けるか心配だったけど、ある程度仕上がってはいるようだ。
やはりこの選手はゴールへの意識が強い。打てる場面では迷わずシュートを選択する勇気がこの選手にはある。良いところにも入っていく。
動きを観ていると、観てるこっちも少しずつ瀬川のプレイを思い出してきて、ゴールを期待してしまう。こういう気持ちにさせてくれる選手が今は大事だ。
ただ、トップフォームの頃と比べるとまだまだボールが足につかない場面が目立つ。球離れも悪い(前からか)。守備ではボールを奪えそうで奪いきれない。顔を上げる余裕がない。このへんの感覚が戻ってくれば、もっと試合の流れを引き寄せられる選手になるんじゃないだろうか。
ヒシャルジソンのボール奪取は〇 でも攻撃が繋がらない
ドッジの相棒にヒシャルジソン。
わりと良かったと思う。まぁ負けているので褒めまくることは出来ないけども。
前節広島戦は仲間と一緒に動き回って、逆にスペースを埋め切れずかわされる場面が多かった。この試合では、ボールや人にしっかりとアタック出来て本来の狩人ぶりが発揮されていたと思う。
ただ、やはり奪ってからの攻撃がチームとして全く見えてこない。これは本当に勿体ない。
いくらヒシャやドッジが頑張って高い位置で奪っても、クリスや瀬川が縦に走ってボールから離れていったら、そこに一本で通すのは難しい。ディフェンスの背後にロングフィード一辺倒のポジション取りはなんとかならないのだろうか。
クリスはスプリントしまくりでもうバテバテ…、後半は競り合いも勝てずにファールばかりになってしまう。昔はスプリントしまくるうえに強いのが武器だったが、今は正直厳しいか……💦
FW2トップはアンチェロッティとイッペイシノヅカ。
2人とも、ポジション取りはうまい。楔を受ける位置を見つけてボールを呼び込む。
が、ボールを貰ってからの選択が全てハマらない。この2人、ボールを懐に隠してキープするタイプではなく、相手に晒しながらタッチ数を増やして避けるタイプだ。そのため身体からよくボールが離れる。それでも駆け引きで避けられればよいが、それがこの試合ではことごとく読まれ、相手ボールになってしまう。
攻撃のブレーキになっていた以上、もっと早い段階でどちらかを代えて細谷投入!というのを観てみたかった。
戸嶋祥郎の復活!
ついに帰ってきた!
長かった…、あの大怪我を乗り越えて帰ってきてくれた。あの怪我の場面は本当にショッキングだったから、本当に嬉しい!
サチロー!おかえり!
ピッチに立つと、この日一番の拍手! そりゃそうだ。
プレイはというと、正直思っていた以上の出来だった。
まず、躊躇しない。怖がる様子がない。
試合に出る以上当たり前だと思うかもしれないが、今回の試合の一番の収穫は、
戸嶋が問題なく自分のプレイスタイルを出せたこと、だと自分は思う。
初速の速さで間合いをつめると、相手の懐にグっと入り込みボールを絡めとる。奪いきる。
初速に加え、スピードにのった状態でも急激な方向転換が出来る。相手を逃がさない。
大怪我を経験した彼が、思いっきり相手に突っ込んでいく、それが一番ほっとした。
この試合ではあまり出すことが出来なかったが、彼の特性は攻撃時にも活きるものだ。
いち早くスペースを見つけて味方のパスコースを創る。時にはゴール前まで侵入する。
彼のこういう部分が出てくれば、いよいよチームとして攻撃のカタチが見えてくる。
戸嶋祥郎。
レイソル戦士の中でも特に状況把握能力に長けた選手であることは間違いない。
これからコンディションをしっかり上げて、チームを牽引してくれることを期待する!
まずは次節 復帰組がどれだけチーム力を底上げできるか
高橋祐治。瀬川祐輔。戸嶋祥郎。それから頼れるDFリーダー山下達也もこの試合の後半投入された。
試合には負けてしまったが、少しずつ、昨年の陣容が帰ってきた。
ここから勝ち点を積み上げて、まずは順位の不安要素を気にせず試合に挑めるところまで浮上したい。
応援あるのみ!
やってやれ!
柏レイソル!!
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