2021 明治安田生命 Jリーグ
J1 第26節
徳島ヴォルティス vs 柏レイソル
2021/08/25
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
徳島 0 – 1 柏
■38分 瀬川(柏)
スターティングメンバー
■スタメン■
GK:キムスンギュ
DF:川口
DF:染谷
DF:上島
DF:古賀
DF:三丸
MF:ヒシャルジソン
MF:戸嶋
MF:クリスティアーノ
FW:瀬川
FW:細谷
■ベンチ■
GK:佐々木
DF:高橋(祐)
DF:北爪
MF:椎橋
MF:三原
MF:マテウス サヴィオ
FW:アンジェロッティ
柏レイソル 残留争いのライバルを突き放す勝ち点3
よし、相手をゼロに抑えて勝ち点3ゲットです。
今回はとにかく結果が大事。ネルシーニョも言っていた通り実質勝ち点6の絶対落とせないゲームでした。勝って良かった。
試合後、順位表を見ると……、もし負けていたら降格圏に落ちるところだったぞ!恐ろしい💦
降格圏で戦うのとそうでないのとでは精神的な負荷が全然違いますからね、本当良かった💦
これで上の順位のチームとも勝ち点がつまってきましたね。次の試合、下じゃなく上を見据えて戦えるのは大きいな。
まずは勝ち点30!次の試合で達成したいな!
柏レイソル 守備で勝ち切る魅力的サッカー
それにしても、徳島戦を観て思ったのは、やっぱりサッカーって奥が深いなってこと。すみません、なんとも浅い発言ですね💦
と、言うのも……、
ちょっと前までネルシーニョの志向するサッカーの結果が全然出なくて…、
そんな中、川崎や横浜Mのパスを主体としたサッカーを観てしまうと、やっぱり羨ましいと思う自分がいたんですよ。凄いポゼッションだなー、凄い連動だなーって。結果が伴うのはもちろんなんだけど、目に見えてゲームを支配してる感があって、しかもそれがほとんど計算の上で成り立っている。そんなの憧れるに決まってるじゃないですか!
それに比べて、かたやレイソルは、まずは引いて守って、相手に絶えずボールを握られて、奪っても縦に蹴ったら繋がらないし…。う~ん、苦しい!毎試合恐ろしい緊張感!
でもそんなサッカーを観ながらも、
いつかネルシーニョサッカーの練度が高まれば、守れる上にポゼッションも上がって、いつかゲームを支配する日が来る!魅力あるサッカーが観れる日が来る!
そんな気持ちで応援を続けていました。
だけど、鹿島戦で勝利をあげてから、ここ数試合のレイソルの試合運びを観て、そしてこの徳島戦を観て、自分は大きな勘違いをしていたことに気付きました。
ポゼッションを完全封鎖し一閃
相手の思う通りに攻撃をさせない。相手がいくらボールを握ろうが意に介さず跳ね返し続ける。
柏の計算された守備。
守備でハメる!
ボールを握らずに相手に仕事をさせない面白さと言ったらもう!なんだこの『してやったり感』は!
ただ闇雲に守るんじゃなくて、意図して封殺する。そして一瞬の隙を見い出しゴールを奪いに行く。
70%ボールを支配されても90分終わってみたら勝っている。
そんな泥臭くもあり美しくもある今のレイソルサッカーが、試合を重ねるごとに、自分には面白く感じるようになってきました。
今節の展開なんかまさにこれ!
徳島がボールを回し続ける中、意図して相手を乱れさせ、一瞬の隙を確実に決めきった瀬川のゴール!
研ぎ澄まされた瀬川のプレイと、無駄のないレイソルの試合運びを観て、熱くなったサポは自分だけじゃないはず!
これまで戦術の練度が足りず、レイソルの守備から入るサッカーの良さが見え辛かったですが、
ここにきてやっと、観ているこっちにもこのサッカーの楽しみ方が伝わるようになってきました。
まだまだ完成形には程遠く、相手をはめ込む確率だって高くないかもしれない。
でも、ボールを握らずに『強い』と思わせることの出来るであろうこのサッカーは、
派手さは無いけど、他のどのチームのサッカーよりも理詰めで、相手に合わせて変化し、集中力も必要で、見どころが沢山ある難易度の高いサッカーだと思います。
あえて言おう!
ポゼッションだけが魅力的なサッカーじゃない!
自分には、ネルシーニョのサッカーが、川崎や横浜Mのサッカーに負けず劣らず面白く、非常に魅力的に感じてきた今日このごろです。
いつか、ハラハラせずに90分間展開するようになった時、最強のカウンターサッカーが完成するんじゃないでしょうか。
そんな日を夢見ています。
いやー、サッカーって、本当に奥が深いですね(笑)
あ、あと最後に……、
細谷!シュート打て!!誰よりも期待してるんだからな!
応援あるのみ!
やってやれ!
柏レイソル!!
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