2021 明治安田生命 Ｊリーグ
Ｊ１ 第31節
柏レイソル vs ベガルタ仙台
2021/10/02
三協フロンテア柏スタジアム
柏 1 – 1 仙台
■10分 富樫（仙台）
■78分 神谷（柏）
スターティングメンバー
■スタメン■
GK：キムスンギュ
DF：大南
DF：エメルソン サントス
DF：古賀
DF：三丸
MF：マテウス サヴィオ
MF：椎橋
MF：神谷
MF：戸嶋
FW：武藤
FW：クリスティアーノ
■ベンチ■
GK：佐々木
DF：高橋（祐）
DF：川口
MF：ヒシャルジソン
MF：三原
MF：イッペイ シノヅカ
FW：細谷
90分強度を落とさないレイソルの試合運び
いや～、勝つというのは難しいですね。引き分けかー💦
攻守の切り替えの速いエキサイティングなゲームでした。
はやい時間帯に失点して、展開的にはこのまま逃げ切られてしまうかもしれないというキツイ時間帯での、神谷の同点ゴール！痺れました。
この試合の収穫は、相手がリードする時間が長く続く中でも試合終盤まで足が止まらず前がかりに強度の高いプレイを持続できたことじゃないでしょうか。
あの同点ゴールの流れはそこがハッキリと出た場面でした。
速い展開が続く中、エメルソンサントスがFW目掛けて強いパスを差し込む！ゴール正面狭い空間でガチャガチャする中、クリス・細谷でなんとか繋いでそのまま前を向く！が、ボールが跳ね返される！
すぐさまマテウスサヴィオが反応！しかし目の前のディフェンダーが瞬時に反応してボールを奪われる！が、サヴィオがそのまま寄せてボールを遮る好判断！転がるボール。神谷が誰よりも速く反応！掻っ攫いカットインして左足一閃！同点ゴール！！
目まぐるしい展開でしたね。相手陣内混戦の中、この一瞬、全ての局面でレイソルの選手の方がほんのちょっとだけ上回った。ほんの1歩、ほんの数センチ、この差が勝負を分ける。それを感じるような得点シーンでした。
特にこの場面、神谷とサヴィオには本当に頭が下がります。
スタメン出場で走り回っての後半30分過ぎ。いまだ1点差リードされている状況。
フィジカル的にもメンタル的にも非常にキツイこの時間帯で、フィフティのボールを渡さなかったサヴィオの速さと強度、それから神谷のアジリティとシュートのクオリティは圧巻の一言です！！よくやってくれた！！
この試合では他にも、ガチャガチャとした中マイボールに出来る場面が多くあり、それは個人の力による部分が大きくて、相手との選手層の違いを感じた試合でもありました。
だからこそ勝てた、勝ってほしかった、と思ってしまうのですが……。う～ん歯がゆい！
三丸・古賀・エメルソンサントス・大南の４バック
スタートから４バックで挑んだレイソル守備陣。
う～ん、２枚のセンターバックのうち１枚がつり出された時の対応がどうしてもうまくいかない。カバーが間に合わない。
横に４枚並んだ時の選手間の隙間が５バックより広いのは当たり前なんだけど、どうしてもそこを突かれてパスを通されてしまうなぁ。
まずは出し手を抑えなきゃいけないんだけど、サヴィオと椎橋のボランチコンビだとその部分がどうしても弱い。守備の定位置に戻るのが遅れがち。（攻撃で違いを見せまくってるので悪いとも言えない💦）
やっぱりヒシャルジソンは今のレイソルに欠かせない選手！後半のヒシャのプレイを観てそう感じました。出し手を潰してくれる。ハマった時は奪いきってもくれるし。
あと、古賀太陽が４バックのセンターに入ると、どうしても武器の縦パスが出せない。３センターバックの左の時と比べて、パスの角度が付けられないからこれは仕方ないとは思う。でも勿体ないなぁ。
度々起用される大南の右サイドバックだけど、自分的には有り。
トラップが乱れる、ドリブルでボールが足元から離れる、などボールを持った時の不安定さはあれど、攻撃参加のタイミングはピカイチだと思う。
良いタイミングで攻撃の助けになるから、大南が上がってくると攻撃が完結する率が高い。速さとキック力、それから思い切りの良いクロス。磨けば光ると思うんだけど、サイドバックで起用するとなんだか疲弊が凄いんだよな。頭も体も大忙しって感じで試合終盤疲れがプレイと顔にめっちゃ出る…。
ここの折り合いが付けられれば、センターバックとサイドバック、試合中の配置変更も効果的になって大きな武器になるんだけどな。期待してます！！
次は激闘の多い日本平 次こそは勝利を
次は10月16日アウェイで清水エスパルス戦。なんと勝ち点2差です。今回引き分けたことで1差を免れましたね！これは大きいことです。
次こそは絶対に勝って、下を突き放し、勝ち点40を見据えたい！はやく見据えたい！
清水のホーム日本平は、柏にとって劇的勝利の多いスタジアムだから楽しみだ！安心安全で勝ちたいのが本音だけども(笑)
応援あるのみ！
やってやれ！
柏レイソル！
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